025-02:返却IPv4アドレスの配布について(prop-105 in APNIC)


概要

提案ID 025-02
提案タイトル返却IPv4アドレスの配布について(prop-105 in APNIC)
提案内容 提案詳細:(v1)
-提案内容の概略
  レジストリに対して返却されたIPv4アドレス,IANAがら再配布されるIPv4アド
  レスを,最後の /8 ポリシーで配布された /22 に追加して配布する.
    prop-105: Distribution of returned IPv4 address blocks (Modification of prop-088)
  のJPコミュニティへの再提案です.

-提案理由
  ・現状の問題点
    現状,レジストリに対して返却されたIPv4アドレス,IANAがら再配布される
    IPv4アドレスは,最後の /8 ポリシーに従って扱われることになっており,
    死蔵される可能性が高い.

-改善したいポイント
  レジストリに返却されたIPv4アドレス,IANAから再配布されたIPv4アドレスを,
  IPv4アドレスが必要なユーザに配布することで有効活用する.
  最後の /8 ポリシーで配布された /22 に追加して配布するポリシーがAPNIC36
  にてコンセンサスを得た.
    prop-105: Distribution of returned IPv4 address blocks (Modification of prop-088)
    http://www.apnic.net/policy/proposals/prop-105
  このポリシーの成立後,同等のポリシーをJPNIC内でも施行したい.

-想定されるメリット、デメリット
  メリット
    ・返却されたIPv4アドレスを有効活用可能
    ・IPv4アドレスが更に必要なユーザに対して,配布が可能
  デメリット
    ・返却されたアドレスプールを別途管理する必要がある.

-提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
  指定事業者:最後の /8 ポリシで得た /22 に加え,もう一つ /22 を取得可能
  JPNIC:返却アドレス空間を管理する必要がある.

-コミュニティに対し、合意を得たいポイント
  prop-105 をJPNIC にて施行することの是非.
提案者 百崎 知(JP IPv4 address allocation discussion team)

提案の履歴

アクティビティ

日付

状態

MLへの投稿 2013年11月5日(火) JPNIC-IP-USERS 2349
JPOPM25での発表 2013年11月26日(火) JPOPM25にて議論
MLでのコメント募集 2013年12月4日(水) (JPNIC-IP-USERS 2368)にてアナウンス.MLコメント募集〆切,2013年12月31日(火)
MLでのコメント募集 2014年1月2日(木) コメント募集期間終了.コメントなし.コンセンサス確定.
実装勧告 2014年1月21日(火) ポリシーWGよりJPNICに,ポリシーの実装を勧告

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