--------------------------------------------------------------------------- prop-061 文書記述用の32ビットAS番号 --------------------------------------------------------------------------- 原文: 32-bit ASNs for documentation purposes http://www.apnic.net/policy/proposals/prop-061-v001.html 概要: ・文書における記述専用としてAPNICは32ビットAS番号をブロックを定義する ・4つのAS番号がこの目的のために定義する (AS間の関係を定義するにあたり、16ビットと32ビットのAS番号それぞれについ て触れながら説明するにあたって必要な数のAS番号) 解決したい問題: ・32ビットのAS番号のうち、65535から上は将来的な利用/分配のためにリザーブ されているが、文書記述用に利用できるAS番号が定義されていない ・文書にて運用例を示すにあたってAS番号の記述が必要となり、代案としていく つかの方法がある   プライベートAS番号を利用して記述する   自組織のAS番号を利用する   一般的によく知られているネットワークの番号を利用する   切りがよく、覚えやすい番号を利用する   文書が記述されている時点で利用されていない番号を利用する ・しかし、特に最後の4点については読者が例に基づき実ネットワークで試した 場合に、実際に他の組織で利用している番号と重複する可能性があり、問題が生じる メリット: ・「解決したい問題」にて触れている問題が生じることを懸念をすることなく、 文書の著者が利用できるAS番号が定義される デメリット: ・文書用に定義されるAS番号が,すべてのISPが利用しているPATH filter listに て経路広告を行わないAS番号として反映されなければいけない ・本ポリシーで定義されるAS番号はグローバルに広告されないため、実質的にプ ライベートASとして利用できると考える人がいるかもしれない 適用対象:  APNIC/NIR配下のLIRに直接適用されるものではない  (施行されたら幅広く利用可能)