IPv6 name server 運用の問題と対策
廣海 緑里/株式会社インテック・ネットコア
現在多くのTLD管理組織では、DNSサーバ自体のv6対応は進んでいるものの、ネームゾーン管理上は未対応な場合が多い。具体的な問題点として、以下の3点がある。
レジストリは、レジストラに対してIPv6でのNSのdelegationを受け付けていない
レジストラは、ユーザ(ドメインホルダー)に対してIPv6のNSレコードや、AAAAレコードの登録のためのインタフェースを設けていない
対応済みのレジストリ、レジストラ情報がない(誰も全体像を把握してない?)
こららの問題点について、情報共有すると共に、コミュニティとして取り得る解決策について議論したい。
※ ネームサーバ自身のv6サポートやコネクティビティやスケーラビリティも別問題としてありますが、今回はプロシージャについてフォーカスします。
上記問題について,日本のコミュニティとして対応を進めていくこと.
質問,議論は ip-users ML( ip-users@nic.ad.jp) にてお願いいたします.