JPNICにおけるアドレス移転支援について
藤崎 智宏 (NTT)
1 (2012.5.30)
・提案内容の概略 現在,JPNIC 指定事業者は,JPNIC内でアドレス移転が可能になっている. IPv4アドレスを有効活用するために,不要 な人から,必要な人への移転を促進するための施策を,JPNICに依頼する. ・提案理由 - 現状の問題点 現在,JPNIC 指定事業者は,JPNIC内でアドレス移転が可能になっている. しかしながら,アドレスが不要となった人が,アドレスが必要な人を見つけら れず,やむを得ず返却する,という状態になっている. - 改善したいポイント JPNIC内のアドレス移転を促進するため,以下の実施を提案する. ・IPv4アドレスが必要な人に関する情報 ・IPv4アドレスを返却予定の人の情報 について,JPNICがとりまとめ,リストとして公開する(公開に必要な 要件(オプトインが必須等)については,JPNICに一任). - 想定されるメリット、デメリット メリット ・IPv4アドレスの有効活用が可能となる. デメリット ・JPNICの手間(手続き,情報管理) ・提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど) 指定事業者,JPNIC ・コミュニティに対し,合意を得たいポイント この提案の必要性
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