= 035-01: IPアドレス管理業務の各種申請のトランザクション化の提案 =
== 文書バージョン ==
* version2
* version1は[[p035-01|こちら]]
== 概要 ==
[提案ID]
035-01-v2
[提案タイトル]
IPアドレス管理業務の各種申請のトランザクション化の提案
[提案内容]
(1) 提案の目的
JPNIC指定事業者は、アドレス管理業務を行うために、JPNICのシステムを利用して、アドレス情報の管理を行なっています。現在のインターフェースは、元々存在する、すべての申請が可能なWEBインターフェースのものと、それとは別に資源情報一括登録システム(トランザクション申請,API)の2つが存在します。<
>
(資源情報一括登録システム:https://www.nic.ad.jp/ja/research/ca/about-web-transaction.html) <
>
現在できるトランザクション申請ができるのが<
>
* IPアドレス割り当て報告
* ネットワーク記載事項変更
の二つになります。<
>
本提案は、トランザクション申請ができる範囲を広げることで、手入力による申請をなくし、オペレーションコストを下げると同時に手入力によるミスを低減させることを目的とします。<
>
(2) 現状の問題点
特に、逆引きのネームサーバ申請、DS申請など、1文字でも間違えると、障害になる処理が手入力でしかできない。また、人手を経る必要があるため、任意のタイミングで情報変更することが困難。
(3) 提案の具体的な内容(変更案)
資源情報一括登録システムに対して、 IPアドレス管理業務における各種申請のうち下記申請の実装提案<
>
(優先度が高い順に)<
>
* 逆引きネームサーバの登録申請
* 逆引きDSの登録申請
* 担当グループ(担当者)情報登録申請
* 割り当て済IPアドレス返却申請
* IPアドレス割り当て審議申請
* IPアドレス割り振り申請
[提案の影響]
(4) 想定されるメリット
IPアドレス管理指定事業者が、IPアドレス管理業務をより正確に、低コストで可能となる。<
>
割当を受けた組織が指定事業者のマニュアルオペレーションに頼ることなく、任意のタイミングでネームサーバ情報等を変更することが可能になる。<
>
(5) 想定されるデメリット
資源情報一括登録システムの改修が必要になる。
(6) 提案が各ステークホルダに与える影響(ユーザ、指定事業者、JPNICなどに対して)
* JPNIC:資源情報一括登録システム改修の予算措置、開発、構築、運用<
>
* 指定事業者:資源情報一括登録システムで利用できる申請内容の増加<
>
* 一般ユーザ:特になし<
>
(7) その他、補足など
(他 RIRにおける状況など。必要であればご記載ください)
[提案者]
其田 学(株式会社インターネットイニシアティブ)
== 提案の履歴 ==
||<25% #99ccff>アクティビティ||<17% #99ccff>日付||<43% #99ccff>状態||<15% #99ccff>参照 ||
||MLへの投稿||2018年11月7日(水)||JPNIC-IP-USERS 2642 ||[[p035-01|提案文書version1]] ||
||更新された提案文書(version2)をwebに掲載||2018年11月15日(木)|| || ||
||JPOPM35での発表||2018年11月28日(水)||[[JPOPM35Program|JPOPM35]]にて議論され、コンセンサスに至りませんでした|| 発表資料/議事録||