第39回JPNICオープンポリシーミーティング議事録

2020年11月30日(月)15:30-18:00

司会:豊野 剛(JPOPF運営チーム)

1. JPOPM39オープニング

豊野 剛(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

なし

2. [I]JP PDP(JPNICにおけるPolicy Development Process)解説

鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

なし

3. [I]JPNICアップデート(ポリシー実装)

中川 香基(JPNIC)

[意見・質疑応答]

Q. PDPガイドラインの編集を行っている提案者はいるのか(豊野)

A. ポリシーSIGチェア、APNIC ECからの要望の取りまとめという形で、
   APNIC事務局が提案している(中川香基)

Q. (資料P7について)なぜ参加資格を変更しなければならなくなったのか。誰
   が言い出したのか。2)は当然として、1)と3)は参加資格を狭めているよう
   だ(豊野)

C. 後日行われたコミュニティーコンサルテーションでも、意見が出ていたの
   はこの辺りで、表現上の内容ではなく、ポリシーとして変わるわるのであ
   れば慎重になる、という意見が聞かれた(中川香基)

C. ポリシー提案が廃案になるタイミングについて、JPではコミュニティでは
   1年以上議論が出なければ廃案にならない、という内容であるのに対し、
   APでは3回のミーティングでコンセンサスを得られない場合は廃案という
   点が異なる。JPでは内容の進展がないまま議論が続いたというケースは過
   去に存在しないので、この内容で適切と考えている(豊野)

4. [I]インターネット番号資源ホットトピックス

谷崎 文義(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

C. (チャットより)買いたかったけど、入札という仕組みに対して会社承認を
   得るのは大変すぎる

Q. 差し支えなければ、どのようにしてオークションの存在を知ったのか(谷崎)

A. 日本の記事から知ったのではなかったと思う

Q. 価格が適正かどうか知るすべがないオークション方式は、会社で承認を受
   けるのが難しい気がする。それに、IPv4アドレスはいずれ不要となると思っ
   ている(豊野)

C. IPv4アドレスが余っていたとしても、国立大学でアドレスを売るのは大変
   そう。個人的には死蔵されるよりはAPIDTに提供されるのは良いと思った
   (谷崎)

C. 集まった資金の使われ方の詳細は不透明である(豊野)

5. [P]PDPの改訂について

鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

C. (チャットより)後から何か課題が出るかもしれないけど、仕方ない。選択
   肢がないと思いますので「賛成」です

[意思確認]

  賛成→16
  反対→0
  中立・意見なし→0

6. [I]オンラインでのJPOPM開催についての検討報告

中川 あきら(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

C. リモートだと、やりようによっては不正できてしまう。個々の状況にもよっ
   てしまうので、難しい

C. 時間帯によっては家族がいるので、意見を言うのは文字での方がいいかも
   知れない(森川)

C. (チャットより)仕事場から参加ですと、電話や連絡等で、会議から外れて
   しまう時間ができてしまうので、集合形式の方がいい気がします

C. 自宅であっても同様に、来客等で外れてしまう時間ができてしまうことは
   ある

C. 顔出しが必須だと、PCスペックの問題で採決に参加できなくなる可能性が
   あり、それは困る(豊野)

C. 一意性確保のために、所属を言う重要性は理解するが、組織を代表してい
   るわけではないので、所属を出しにくい側面もある(谷崎)

C. チェアとして、オンラインミーティングの進行は、フィードバックが一切
   ないのですごくやりにくい。表情や雰囲気を反映していきたい思いがあり、
   数の論理のみで押し潰してしまいたくない(豊野)

C. 一意性の保証については、問題が出てきた時に考えるので良いと思う
   (豊野)

C. オンラインでの採決では、みんなと違う意見を表明しにくいか(豊野)

C. それはオンサイトのミーティングであっても同じかも知れない(中川あきら)

C. 総じて問題はないので、今日のミーティングくらいの感じで、まずはやっ
   てみるのでもよいのではないか

Q. APNICではオンラインでコンセンサスを取ったことがない?(豊野)

A. ない。初のオンライン開催となった前回のミーティングでは提案がなかっ
   たため(中川香基)

C. 一意性、匿名性、組織票に関する問題は顕在化していない

C. 双方向性向上の取り組みとして、今回、発表者から指名で発言を求めてい
   る(中川あきら)

C. それは参加者が減ると思う(豊野)

C. 参加者にもいろいろなスタイルの人がいると思うので、一様に発言を求め
   るのは難しいと思う。すべてのWeb会議で同様。無理に押し付けない方が
   よい(百崎)

Q. チャットは保存・公開するのか

A. 正式なログとしては、現時点では議事録のみ公開を予定している(中川あきら)

Q. コロナが解消した場合、現地開催・リモート開催・併用のどれがよいか
   (中川あきら)

C. 個人的には併用が良いと思うが、現地開催する人が少ない場合にはリモー
   トのみにするなどの調整は必要かも知れない

C. 併用が良いと思うが、運営側の課題だが、リモートと現地のどちらかの声
   が大きくなってしまうなど、ハイブリッドならではの難しさもある

7. JPOPM39クロージング

豊野 剛(JPOPF運営チーム)

[意見・質疑応答]

なし

以上