第43回JPNICオープンポリシーミーティング議事録
2022年12月2日(金)14:30-18:00
司会:鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)
1. JPOPM43オープニング
鶴巻 悟(JPOPF運営チーム)
[意見・質疑応答] なし
2. [I]WHOIS教室
中川 あきら(JPOPM運営チーム/JPIX)
[意見・質疑応答] なし
3. [I]JPNICアップデート(ポリシー実装)
川端 宏生(JPNIC)
[意見・質疑応答] なし
== 4. [I]APNIC Update/RIRs Update==
中川 香基(JPNIC)
[意見・質疑応答] なし
5. [I]インターネット番号資源ホットトピックス
谷崎 文義(JPOPF運営チーム)
[意見・質疑応答] Q. アドレスの悪用について、具体例はあるか A. 実例は見つけられなかったが、経路ハイジャックと同じようなことが 行われているのではないかと想像している(谷崎) Q. アドレスの悪用ケースを自分で調査しようと思ったら、どのような情報 が必要か。ALCに情報を出してもらわないといけないのか、公開データ のみで調査できるのか A. 私見だが、BGPのデータを取り、IRRと突き合わせて判別しなければ いけないような気がする(谷崎) Q. WHOISの情報更新の履歴は管理されているのでしょうか。リースで短期 間使われたアドレスのWHOIS情報を過去にさかのぼって確認できるよう になっていれば少しリスクが減るのではないかと思うのですが A. JPNIC WHOISで公開しているのは現在の情報のみで、公開過去の情報は 公開していない。APNICでは、過去に、試験的にかも知れないがWHO_WAS として過去の情報を公開していたが、現在も行っているかどうか不明 (川端)
6. [I] JPNICからIPアドレスの割り振りを受けてみた
森川 慶彦(株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ)
7. [I] 割り当て後のIPアドレスを運用してみた
蓬田 裕一(株式会社インターネットイニシアティブ)
[意見・質疑応答] Q. (蓬田さんへ)テキストでIPアドレスを管理されているとのことだが、 どのくらいのサイズなのか(谷崎) A. サイダー単位なので、100くらいか、それほど多くない。その先の割り 当てに関する情報は、膨大なファイル数になっている(蓬田氏) Q. IRRへの登録はどのタイミングで行うのがよいか(川端) A. 割り振りを受けたら登録している(森川氏) A. 経路広告前には登録している。自身はLIRの立場ではないので、 割り振りからどのくらいのタイムラグがあるかは不明(蓬田氏) Q. JPIRRのオブジェクトの更新をする機会はあるか。現在、最大24カ月 までで期間を設定できることとしているのは長いか短いか(川端) A. 更新を忘れるといけないので、半年から1年後のどこかで更新をか けている。その際に、内容の棚卸をしている。期間としては無理 なくできていると思う(蓬田氏) A. 自社では更新期間は長めにしているが、無料であることもあり、定期 的な更新はあった方がよい(森川氏) Q. JPIRRとRADBの両方への登録が必要か(川端) A. お守りとして両方登録している(森川氏) A. 同じく、仮に片方消えても問題ないように、両方登録している(蓬田氏) Q. お客様から問い合わせがあった時、どのように案内されますか(川端) A. 両方への登録を案内する(蓬田氏・森川氏) Q. 逆にJPNICとしてはJPIRRだけでいいと言えるか(蓬田氏) A. 運用方法による、という回答になる(川端) C. 関係先の大学さんなどには、JPIRRだけでいいのではないかと言って いる(谷崎) Q. IRRとRADBの登録内容に差分がある場合どうなるのか(中川) A. 差分ががあった時に自動登録する話が、以前APNICで出たが実現して いないと思う。RIPEではミスマッチがあった時に、ROAを優先し、IRR の方を削除する、というような話を聞いたことがある(蓬田氏) Q. 海外からの移転について、どうやって相手先を見つけたか。苦労され たことなどがあれば(中川) A. 日本の事業者さんに仲介を依頼し、特に問題はなかった。移転完了まで に社内手続きで4カ月かかったが、ビジネスの速度感が違うのか、1カ月 半くらいのところから、移転元から催促があった。移転可能サイズの 審査にはさらに時間がかかるので同時に行うのは無理で、予め行ってお くのが良いと感じた(森川氏)
8. オープンマイク
[意見・質疑応答] Q. 以前はJPOPMをInternet Week会期中に行っていたと聞いたが、今後の 併催についてはどうか A. 以前、Internet Weekをオンサイトで開催していた時は、複数のセッション を同時並行で行っていたので、同じ場所で部屋を借りて開催していたが、 オンラインではシリアルでセッションを開催するため、結果的に別開催と なるに至った(中川) C. パラレルでセッションを開催することができるようになったら、 InternetWeekIW内での開催や併催の要望があるのか、伺ってみたかった。 C. JPOPMはJPOPF運営チームの主催だが、ファシリテーションの提供等でJPNIC の協力を得て運営している(中川)
9. JPOPM43クロージング
中川 あきら(JPOPM運営チーム)
[意見・質疑応答] なし