021-01: IPv6アドレスの割り振り基準の追加提案 (prop-083 in APNIC)
概要
[提案ID]
- 021-01
[提案タイトル]
- IPv6アドレスの割り振り基準の追加提案 (prop-083 in APNIC)
[提案内容]
- 提案内容の概略
- IPv6アドレス割り振りの為の基準を追加する。
- 提案理由
- 現状の問題点
- 現状のAPNICにおけるIPv6の割り振りポリシーでは、いくつかの条件において割り振りを実施することができない。
- 現状の問題点
- 改善したいポイント
ある基準に沿っていることで現状の割り振りブロックとは別に追加で割り振りを受ける事を可能にする。詳細は
http://www.apnic.net/policy/proposals/prop-083
にて定義されている.
- 想定されるメリット、デメリット
- メリット
- APNICのアカウントホルダの運用上の問題を解決できる。APNICのアカウントホルダが異なる場所において分離して経路広告が可能になる。APNICのアカウンホルダが現在のアドレス利用率に依存せずに新しい技術を活用することできる。
- デメリット
- IPv6アドレス空間の消費スピードの加速があげられるが、本提案の著者は重要な問題としてはみていない。
- メリット
- 提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
指定事業者:追加された基準に沿ってアドレスの割り振りを受ける事が可能になる。
JPNIC:新しい割り振り基準に沿った審議作業が発生する。
- コミュニティに対し,合意を得たいポイント
- prop-083 に従った,割り振りを認めるかどうか.
[提案者]
- 橘 俊男 (楽天株式会社)
提案の履歴
アクティビティ |
日付 |
状態 |
参照 |
MLへの投稿 |
2011年11月2日 |
JPNIC-IP-USERS 2213 |
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JPOPM21での発表 |
2011年11月28日 |
JPOPM21にて議論されました。 |
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MLでのコメント募集 |
2011年12月14日 |
(JPNIC-IP-USERS 2217) にてアナウンス. |
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MLでのコメント募集 |
2012年1月6日 |
コメント募集期間終了.コメントなし.コンセンサス確定. |
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実装勧告 |
2012年1月16日 |
ポリシーWGよりJPNICに,ポリシーの実装を勧告 |
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JPNICにて施行 |
2012年3月16日 |
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