027-01: JPNICにおけるアドレス移転支援について
概要
[提案ID]
- 027-01
[提案タイトル]
- JPNICにおけるアドレス移転支援について
[提案内容]
- 現在,JPNIC指定事業者は,JPNIC内でアドレス移転が可能になっている.IPv4アドレスの有効をさらに進めるために,移転を容易にするための施策を,JPNICに依頼する.
- 提案理由
- 現状の問題点
- 現在,JPNIC 指定事業者は,JPNIC内でアドレス移転が可能になっている. しかしながら,アドレスが不要となった人が,アドレスが必要な人を見つけることが困難である. APNICでは,アドレスが欲しい人のリストを,pre-approval 済みのリストとして公開しており,JPNICにて,少なくとも同等のサービスを実施することがのぞましいと考えられる.
http://www.apnic.net/services/become-a-member/manage-your-membership/pre-approval/listing
APNICでは,実施された移転の半数で,リスティングサービスが利用され ているとのこと(以下のスライド,P6).http://www.slideshare.net/apnic/apnic-38-apnic-member-meeting-secretariat-report
- 現在,JPNIC 指定事業者は,JPNIC内でアドレス移転が可能になっている. しかしながら,アドレスが不要となった人が,アドレスが必要な人を見つけることが困難である. APNICでは,アドレスが欲しい人のリストを,pre-approval 済みのリストとして公開しており,JPNICにて,少なくとも同等のサービスを実施することがのぞましいと考えられる.
- 現状の問題点
- 改善したいポイント
- JPNIC内のアドレス移転を促進するため,以下の実施を提案する. IPv4アドレスが必要な人に関する情報(移転先の情報)について,JPNICが リストとして公開する.公開の形式等については,別途議論を実施.
- 想定されるメリット、デメリット
- メリット
- 移転の促進により,IPv4アドレスの有効活用が可能となる.
- デメリット
- JPNICの手間(手続き,情報管理)の増大が想定されるが,pre-approval にかかる稼働の平準化が図れる可能性がある.
- メリット
- 提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
- 指定事業者,JPNIC
- コミュニティに対し,合意を得たいポイント
- JPNICによる移転支援の必要性
- その他
- 本提案については,コミュニティでの合意が得られた場合,どのような形での実装が望ましいか,JPNICを含め,コンサルテーションを実施する時間を頂きたい.
[提案者]
- 百崎 知, 藤崎 智宏
提案の履歴
アクティビティ |
日付 |
状態 |
参照 |
MLへの投稿 |
2014年10月21日(金) |
JPNIC-IP-USERS 2418 |
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JPOPM27での発表 |
2014年11月18日(火) |
JPOPM27にて議論されました。 |
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移転支援検討作業グループ組成 |
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支援策検討開始 |
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JPOPM28での発表 |
2015年6月16日(火) |
JPOPM28にて移転支援検討作業グループの活動が報告されました。 |
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JPOPM29での発表 |
2015年11月17日(火) |
JPOPM29にて、JPNICより開始予定のサービスが紹介されました |
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サービス開始アナウンス |
2015年12月21日(月) |
JPNICより、移転支援策として「IPv4アドレス移転希望者リスト」の公開を開始することがアナウンスされました |