032-01:初期割り振り基準に関する記述修正の提案
概要
- [提案ID]
- 032-01
- [提案タイトル]
- 初期割り振り基準に関する記述修正の提案
- [提案内容]
- 「5.2.1. 初期割り振りの基準 d)項」を明確化する。
- [提案理由]
- 「または」「読点」「改行」の組合せが複雑であり複数の解釈が生じてしまうため
- 改善したいポイント
- 「または」「読点」「改行」の明確化
- 想定されるメリット、デメリット
- (メリット)
- 初期割り振り基準の解釈が明確化される。
- (デメリット)
- なし
- (メリット)
- 提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
- JPNIC:ポリシー文書の改定
- 指定事業者:なし
- 一般ユーザ:特になし
- コミュニティに対し、合意を得たいポイント
- 文面の合意
現ポリシーと改定案
- 現ポリシー
IPv6アドレス空間の初期割り振りの資格を得るには、申請する組織は、 a) IP指定事業者であること b) エンドサイトでないこと c) 割り当て先組織に対し、IPv6の接続性を提供する計画があること d) IPv4アドレスの割り振りを受けているIPアドレス管理指定事業者であり、 割り振りを受けたIPv6アドレスを他の組織へ割り当てまたは再割り振り を行い、2年以内に当該アドレス空間をインタードメインルーティングシ ステムで広告すること または2年以内に最低でも200の割り当てを行う計画があること 以上の4つを満たさねばならない。
- 改定案
IPv6アドレス空間の初期割り振りの資格を得るには、申請する組織は、 a) IP指定事業者であること b) エンドサイトでないこと c) 割り当て先組織に対し、IPv6の接続性を提供する計画があること d) 次のどちらかを満たすこと。 ・ 2年以内に最低でも200の割り当てを行う計画があること ・IPv4アドレスの割り振りを受けているIPアドレス管理指定事業者 であり、割り振りを受けたIPv6アドレスを他の組織へ割り当てまた は再割り振りを行い、2年以内に当該アドレス空間をインタードメ インルーティングシステムで広告すること 以上の4つを満たさねばならない。
提案の履歴
アクティビティ |
日付 |
状態 |
参照 |
MLへの投稿 |
2017年6月15日 |
JPNIC-IP-USERS 2565 |
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JPOPM32での発表 |
2017年6月21日 |
http://jpopf.net/JPOPM32Programにて議論されました |
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MLでのコメント募集 |
2017年6月26日 |
JPNIC-IP-USERS 2582にてアナウンス、2017年7月18日にコメント募集期間終了 |
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実装勧告 |
2017年7月24日 |
ポリシーWGよりJPNICにポリシー実装を勧告 |
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JPNICからのアナウンス |
2017年11月20日 |
JPNICから特殊用途用PIアドレス・AS番号の割り当て基準の変更を予告するアナウンスを行いました。 |
「IPアドレス管理業務に関するJPNIC文書公開のお知らせ~JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセスの改定と特殊用途用PIアドレス・AS番号の割り当て基準の変更~」 |
JPNICからのアナウンス |
2017年12月20日 |
JPNICから特殊用途用PIアドレス・AS番号の割り当て基準の変更を実施するアナウンスを行いました。 |
「IPアドレス管理業務に関するJPNIC文書施行のお知らせ~JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセスの改定と特殊用途用PIアドレス・AS番号の割り当て基準の変更~」 |