009-02: IPv4プライベートアドレス拡張提案
概要
[提案ID]
- 009-02
[提案タイトル]
- IPv4プライベートアドレス拡張提案
[提案内容]
- 現状の問題
現在、世界の動向としてIP電話が流行しつつあり、近い将来、既存電話会社のIP化や新規IP電話会社がサービスを提供しはじめると予測されます。
数千万加入を抱える既存電話会社のIP化や、携帯電話が家でそのまま有線網の電話として利用されるようになると固定電話の世界でもひとり1台など、利用形態の変化により、今後多くのIPアドレスが必要となります。
たしかにグローバルアドレスを利用すると一意性の担保は容易ですが、これをIPv4グローバルアドレスで賄うとなりますと、一気に枯渇問題が加速します。
当面は、各IP電話会社網内で一意性を担保できればよいはずでプライベートアドレスを利用するほうが妥当性があると考えます。
しかし一番大きなクラスAプライベートアドレス空間では足りないため、空間拡張を提案するとともに、拡張された空間は現行空間とバッティングしないように、特定利用者/目的を限定し提案します。
- 提案が採択された場合
- 想定されるメリット・デメリット
- メリット
- IPv4グローバルアドレスの大量消費を抑制できる
- デメリット:
- IP電話会社間の接続形態が限定される?
- メリット
- 影響をうける対象(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
- IETF:RFCの改定が必要?
- 想定されるメリット・デメリット
[提案者]
- 新延 史郎 様 (日本電信電話株式会社 情報流通プラットフォーム研究所)