021-04: 移転の際に,IPv4アドレス必要要件提示を必須とする提案 (prop-096 in APNIC)
概要
[提案ID]
- 021-04
[提案タイトル]
- 移転の際に,IPv4アドレス必要要件提示を必須とする提案 (prop-096 in APNIC)
[提案内容]
提案詳細:(v1)
- 本提案は,APNIC にて, porp-096 が APNIC EC に Endorse された場合にのみ提案を実施致します.
- 提案内容の概略
- 最後の /8 配布に入った時点で,APNIC内のIPv4アドレス移転の際に,移転を受ける側において,アドレスの利用要件を提示する必要がなくなっている.これを,最後の /8 以前と同様,アドレス移転を受ける側が,必要性を提示することを移転の要件とする.
- 提案理由
- 現状の問題点
- APNIC地域のみ,移転の際にアドレス必要性の提示要件がない.これは,他のRIRとのポリシーとの乖離が大きすぎると考えられる.
- アドレス移転の際に,要件が無いことで,他のRIRとの移転が困難になる可能性がある.
- 現状の問題点
- 改善したいポイント
- 最後の /8 以前と同様,アドレス移転を受ける側が,必要性を提示することを移転の要件とする.
詳細は,http://www.apnic.net/policy/proposals/prop-096 にて定義されている.
- 最後の /8 以前と同様,アドレス移転を受ける側が,必要性を提示することを移転の要件とする.
- 想定されるメリット、デメリット
- メリット:
- 他のRIRと,移転要件が同等になる
- RIR間移転が可能になる可能性がある
- デメリット:
- 要件を撤廃した理由の一つである,アドレスの利用者の whois 登録の維持が難しくなる可能性がある.
- メリット:
- 提案が採択された場合の影響範囲(指定事業者、JPNIC、ユーザなど)
- 指定事業者:
- アドレス移転の際に,受け取り側がアドレスの必要性を提示知る必要がある.
- JPNIC:
- アドレス移転の際に,審議が必要となる.
- 指定事業者:
- コミュニティに対し,合意を得たいポイント
- prop-096 を移転要件とするかどうか.
[提案者]
- 藤崎 智宏 (慶応大学大学院)
提案の履歴
アクティビティ |
日付 |
状態 |
参照 |
MLへの投稿 |
2011年11月2日 |
JPNIC-IP-USERS 2213 |
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JPOPM21での発表 |
2011年11月28日 |
JPOPM21にて議論され、継続議論(JPOPM22で再度議論)となりました。 |
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JPOPM22での発表 |
2012年6月19日 |
JPOPM22にて議論されました。 |
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実装勧告 |
2012年8月24日 |
ポリシーWGよりJPNICにポリシーの実装を勧告 |
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JPNICからのアナウンス |
2013年6月3日 |
JPNICから、IPv4アドレス移転をAP地域の他のNIR、APNICメンバ、他RIR間とも可能とする内容を含む文書変更のアナウンスを行いました(実装完了)。 |